矯正症例

上下顎前突症(じょうげがくぜんとつ)

◆上下顎前突症(じょうげがくぜんとつしょう)

jyouge_b_1.jpg

sankaku.jpg
jyouge_b_2.jpg

コメント

  • 治療前:上下の歯が前方へ突出しており、口が閉じにくい状態で、無理に閉じると口元に突出感がみられました。
  • 治 療:上下左右の小臼歯を1本ずつ抜き、ブラケット装置で治療しました。
  • 治療後:上下前歯が後退したことにより、口元の突出感が改善され、きれいな口元になりました。
【症例詳細】①主訴:上の歯が出ている ②診断名:上下顎前突症・叢生 ③年齢:27歳7ヶ月 ④使用装置:マルチブラケット装置・パラタルバー・矯正用アンカースクリュー ⑤抜歯部位:上下顎左右第一小臼歯・下顎左右第三大臼歯 ⑥治療期間:2年8ヶ月 ⑦治療費用:660,000円(検査料・基本料金・調整料・保定装置料の合計 税込)⑧リスク/副作用:矯正治療には,むし歯や歯周病・歯根吸収などのリスクがあります.詳しくは下記の「矯正治療に伴う副作用や注意事項」をご参照下さい.

矯正治療に伴う副作用や注意事項

  • 治療を始めたばかりの頃は、装置による不快感や痛み等があります。一般的には数日~1、2週間で慣れることが多いです。
  • 歯の動きには個人差があるため、予想された治療期間が延長される場合があります。
  • 装置の使用状況が悪かったり、通院の間隔が空いてしまうなど患者様の協力が得られないと、治療期間や治療結果に影響してしまいます。
  • 矯正治療中は装置により歯が磨きにくくなり、むし歯や歯周病のリスクが高まります。
  • むし歯が出来ると計画通り治療が進まない場合があります。
  • 歯の移動に伴い、歯の根の部分が吸収して短くなることがあります。
  • 歯の移動に伴い、歯ぐきがやせて下がったり、歯を支える骨が吸収する場合があります。
  • 矯正装置の素材によっては、アレルギーを起こす場合があります。金属アレルギー等をお持ちの方はお申し出下さい。
  • 歯を動かす治療が終わった後も、歯は元の位置に戻ろうとする傾向(後戻り)があります。
  • 治療後には後戻りを防止する装置(保定装置)を装着し、定期的に観察を行う必要があります。
  • 矯正治療を一旦開始すると、途中でやめたり元の状態へ戻す事は難しいため、始める前に慎重にご検討下さい。